「博物館実習」(学芸員課程の主要科目)の一環として、毎年7月に博物館見学を行っています。「学芸員」とは、博物館や美術館、動物園、水族館などで、資料の収集?保管、調査研究及び普及活動などを行う専門職員です。今年は、7月6日(土)に実施し、学芸員課程履修の学生15名が博物館の見学を行いました。見学に訪れたのは、「室蘭市民俗資料館」、「仙台藩白老元陣屋資料館」、「白老アイヌ民族博物館」、「苫小牧市博物館」の4施設で、現職の学芸員の方から展示物や展示法等について詳しく説明を受けました。学生は、積極的に質問をしたり、メモを取るなど熱心に説明を聴いていました。
「白老アイヌ民族博物館」では、実際にアイヌ民族舞踊を見学し、現地の民族文化に触れる機会となりました。学芸員課程の履修者は、博物館等の施設で約2週間の館務実習を7月末から行い、博物館の専門員となるための研鑽を積むことになります。