7月19日(土)阪神甲子園球場で開催された、マツダオールスターゲーム2014の第2戦で、本学人文学部人間科学科卒業(2002年3月)で硬式野球部OBである原信一朗さんが球審を務めました。
原さんは大学入学後に硬式野球部に入部し、ファーストなど内野手として活躍。本学を卒業後は、出身地である東京で障がい児教育関係の仕事に携わる傍ら、少年野球の指導やもともと興味があった高校野球の審判をしていたそうです。そして2003年にセ?リーグ審判員養成講座の応募があると聞き、すぐに応募。30名近い応募者がいた中、唯一1名の合格者として難関を見事合格。
その後、2009年1月からアメリカの審判研修学校としては名門のジム?エバンス審判学校に5週間派遣され、帰国後は2009年8月に1軍戦にデビューし現在に至っています。審判としての背番号「32」は、大学時代の自身の背番号と一緒と、こだわりを持って日々審判の仕事をしていますが、プロ野球の審判となって10年目の節目の年に、オールスターゲームに初出場し、球審を務めた原さんは「終わってホッとしましたが、ゲームの興奮から気持ちの高ぶりがまだ残っています」と、注目された試合の翌日に答えてくれました。この次の目標は「今回の経験を生かしてクライマックスシリーズ出場です!」ときっぱり答えてくれた原さんですが、「大学のリーグ戦が始まると札幌学生野球連盟の試合速報サイトをチェックして、母校の試合結果をいつも見ています」と、後輩たちの活躍も気になるところのようです。原さんには、これからさらに飛躍した活躍を期待したいと思います。