8月22日(月)~26日(金)まで人文学部公開講座「人間論特殊講義」を開催しました。
今年度の総合テーマは「人文力~資源としての人文知、闘争としての人文知」です。
文学、歴史、文化などのいわゆる人文的な知は、けっして「役に立たない」ものではなく、人間にとっての大切な財産であり資源です。そうした人文知の持つ価値とはどのようなものか、人文知をめぐって権力、学問、一般民衆がどのように戦ってきたか、その戦いは現代社会のなかで今後どのように展開するのかを、人間科学科だけではなく本学のさまざまな学部学科を横断するかたちで教授陣が協力しながら論じることが、本講座のねらいです。