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本学と高大連携協定を結んでいる清里町立清里高校は、オホーツクにある全校生徒が約80名の高校です。毎年7月に開催する学校祭は、裏方もステージ発表も出店も生徒全員が担っており、1日中大忙し。学校祭を純粋に楽しむことが難しい状況が続いていました。
本学では、3年前から「地域貢献」という授業科目の中で、学生が清里高校の学校祭のお手伝いと盛り上げ活動を行っています。学生はこの活動をとおして地域の理解を深め、他者と協働することよって主体性やコミュニケーション能力、問題解決力などの社会人基礎力を養います。
また、この科目のもう一つの特長は、講義担当者に石川千温経営学部教授のほか、松本賢彦教育支援課長と長谷川友則教務係長の二人が参加していることです。教員と職員が協働して講義を受け持つことは全国でも珍しい例でしょう。本学の理念にある学生?教員?職員による三者協働がこのようなかたちで実現しています。
学校祭の出し物について議論中
今年の履修生は24名。沖縄国際大学の国内留学生や崇実大学校(韓国)の留学生も参加しており、国、地域、学年が異なるバラエティ豊かなメンバーが集まりました。
履修生は毎週木曜日5講目に集合し、清里町の特色や清里高校の状況等を調査し、高校生に喜ばれそうな企画について検討を重ねています。
また、清里高校と本学とは300km以上離れており、なかなか清里高校と打合せができないことからビデオレターを作成。清里の高校生あてに熱いメッセージを送りました。
清里高校の学校祭は7月14日(金)~15日(土)。「地域貢献」のメンバーがどんな活躍をしてくれるか、大いに期待しています。
前夜祭でのゲームのリハーサル中
今年の「地域貢献」のメンバー
出し物の打合せ(後方にナゾの生物?も)
ビデオレターには担当の教職員も出演