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教養科目「地域貢献」は、地域の諸問題とその解決策を検討することで地域を深く理解し、愛着を持ってもらうことをねらいとする科目です。ここでは学生同士が協力しあいながら学修を進めることで、彼らの主体性やコミュニケーション能力、問題解決力などの社会人基礎力が養われます。
今年度の「地域貢献」は、江別市と清里町の2つが調査地域で、江別市調査グループ(担当:三好元経営学部教授)では、履修学生10名が江別市役所や市内の企業、団体等での調査を行っています。
7月27日(木)に、履修学生の藤山賢弥君(経営学部3年)と増子皓平君(法学部2年)が江別市役所を訪れ、三好市長にインタビュー取材を行いました。少々緊張した様子の彼らに市長は、高校時代は甲子園を目指す野球少年だったこと、薬学の研究員から北海道職員へ転進、財務担当時代は拓銀の経営破綻処理に連日奔走したこと、江別市長着任時には大きな医療問題があり解決するのにとても苦労したことなどを、気さくにお話しくださいました。
インタビューの最後には市長から学生に、「学生時代にたくさん旅行に出かけなさい。実際に現地に行かなければ得られないものがたくさんある」と激励をいただきました。
市長へのインタビューの様子
三好昇 江別市長
左から増子君、三好市長、藤山君
「地域貢献」のメンバーは今後、商工会議所、銀行、市内で活躍している企業等での取材を予定しており、調査結果はフリーペーパーとしてとりまとめ、市役所や商工会議所での報告会を開催する予定です。