2017年12月5日(火)、本学は中標津町及び中標津町教育委員会と文化、教育、学術研究、産業、地域振興の分野で相互に協力する協定を締結しました。本学が自治体と協定を締結するのは置戸町に次いで2例目となります。当面、本学に期待される分野は文化財調査や博物館建設への助言等ですが、将来的には本学の教育資源を生かした広い分野への展開を視野に入れております。
調印式は中標津町総合文化会館で行われ、終了後には鶴丸学長が「考古学者が語る文化論~黄門様のへその緒からチンギスハンの陵墓探しまで~」と題した記念講演会を実施致しました。会場には中標津町の関係者のほか学長の教え子らも多数出席され、平日の昼間にも関わらず、約80名の聴衆は文化的視点からの考古学と、自身の経験に基づく巧みな講演に聞き入っておられました。特に卒業生は、学生時代に受講した鶴丸学長の姿を思い出しながら、熱心に耳を傾ける様子が印象的でした。