高校生のビジネスアイデアを競う「高校生ビジネスプランコンテスト」を12月18日(土)、新札幌キャンパスで開催しました。1次審査を通過した15チームが、これまで練り上げてきたビジネスプランを、1チーム7分間で発表しました。経営者、行政、支援センター、金融機関のビジネスの専門家が審査し、最優秀賞に選ばれたのは、札幌国際情報高校B班。地域交通が抱える課題解決をテーマに、個人ドライバーの車両を輸送手段として弾力的に活用する工夫を提案しました。受賞した生徒さんは「これまで深く地域の問題を考える機会がなかったので貴重な経験だった。放課後も残って準備した甲斐があった」とコメントしてくれました。優秀賞は、函館からオンラインで参加した遺愛女子高等学校チームと、札幌東商業高校チームがそれぞれ受賞しました。
コンテストはすべて学生スタッフが運営。司会や機器操作、高校生の案内などの任務をこなしました。スタッフの一人、橋本蓮人さん(経営学科2年)は「高校生がリラックスして発表できるように声掛けを工夫しました。発表を聞いて高校生たちのひたむきに課題に向き合う姿に大いに刺激を受けました」と話してくれました。
「高校生ビジネスプランコンテスト」は今後も引き続き開催する予定です。この企画が、高校生のチャレンジ精神や創造力、課題発見力の向上、職業観の醸成に役立つことを期待します。