2月11日、19日の両日、小樽市にて「国際スポーツ雪かき選手権」(主催:一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟)が開催されました。「スポーツ雪かき」は、辛い除雪作業を「スポーツ」として楽しもうという企画です。主催代表は本学で非常勤講師を務める松代弘之先生。「小樽市は人口減少、高齢者の増加により除雪問題が深刻。この解決策として考案した」と話します。
ルールは簡単。「カロリーメーター」(小型計測器)を上着に装着して雪かきを行い、制限時間20分間で消費カロリーを競います。旭川市、ニセコ町、寿都町からのリモート参加もあり、2日間合計で22チーム(85名)が参加しました。
大会運営は本学学生1~3年生16名がつとめ、このうち7名が2チームを結成し、選手としても大会を盛り上げました。学生スタッフ代表の細川拓真(経済学科3年)さんは「楽しみながら社会貢献できる取り組みに惹かれて参加した。今後も皆が笑い合えるこのイベントを継続させたい」と話してくれました。
自宅の除雪に困難を抱える高齢者世帯が増える中で、スポーツ雪かきはこれからの除雪のあり方を変えるかもしれません。