起業や事業承継などに興味のある学生たちが「起業サークル」を結成しました。顧問は経済経営学部教授の末富弘先生が務め、社会連携センターもバックアップします。
部員は現在12名。月1~2回開かれる勉強会の他、それぞれが考える起業ビジョンの意見交換などが主な活動です。10月12日は講師として日本政策金融公庫創業支援センター所長の小塚友平氏をお招きし、起業の融資に関する説明をいただきました。また11月2日には若者の起業を支援する「とかち財団」とのオンラインによる意見交流会を行いました。
代表の坂本翔弥さん(経営2年)と、部員の若佐陸王さん(経済3年)、長部愛梨さん(経営3年)にサークルを立ち上げたきっかけなどをインタビューしました。
(坂本さん)実家が自営業で卒業後に会社を継ぐためにも、自分自身が起業について深く学びたいと思ったのがきっかけです。サークル活動を通じて起業だけでなく就職全般に関わる意見交換、情報共有をしたいというのもあります。
(若左さん)美容業界の会社を立ち上げたいという目的があって、坂本さんに声をかけてもらったのがきっかけです。
(長部さん)将来、洋菓子店を経営したいという夢があり、入部することで夢が一歩近づくと思いました。
(若左さん)幅広いジャンルの専門家の方々から直接お話を聞けるチャンスがあることです。
(長部さん)自分が考えたビジネスプランの良い点や改善点の指摘が受けられることです。
(坂本さん)今後は活動の幅を広げて、起業だけでなく就職に悩んでいる学生たちの背中を押せるような企画や女性の起業家を支援する取り組みも行いたいです。
(若左さん)このサークルから現役学生の起業家が出たらうれしいです。自分がそうなれるように頑張ります。
(長部さん)自分は学生起業家にはなろうとは思っていないが、いつか自分の夢がかなえられるよう、サークル活動を通じて切磋琢磨したいです。
現在は、来年2月に開催される「ビジネスプランコンテスト」への出場に向け、目下事業計画を推敲中の皆さん。「起業サークル」の今後の活躍を期待してください。