寒い冬、冷たい風に肩をすくめ、身体を小さく固くして外を歩いていました。それでも、積もった雪がキラキラと輝くほどに太陽が顔を覗かせ、雪解け間近で身体も少しほぐれそうな今日この頃。今年は雪が少ないように感じられましたが、一時の白銀の世界が私は好きです。真っ白な雪、誰も歩いていない道、自分だけの足跡をつける瞬間は、何か感じるものがありませんか?一面真っ白だったら、はみ出てはいけない線もわかりません。どこへでも行けます。足跡の裏からこっそりと、春が顔を覗かせる季節になってきましたが、皆さんも雪解けの前にぜひ、道なき道を、どこへでも好きなところへ踏み出してみてください。いつもとは違った世界が待っているかもしれません。