1、2年生で試した餅つき
1年生履修の「ものづくりと子ども発達」のテーマの一つ「そば打ち」には、普段の生活ではあまり行わない「練る」「伸(の)す」など、多種の素手や道具を扱っての手作業を含み、からだを使った学びのエッセンスがつまっています。小学校や子どもを対象とした地域の行事で人気テーマの「餅つき」にも同じことが言えます。
今期は、試しに小さめの杵と臼を二つ用意して、1年生と2年生の数名の学生と一緒に「餅つき」をしてみました。蒸し上がった餅米を臼にうつして、杵で頃合いになるまで米粒をつぶした後、合いの手をいれながら、ぺったん、ぺったん、つきました。
一方の臼でついたお餅は固め、もう一方はやわらかめに出来上がりました。
どちらのお餅も、きなこをまぶしたり、さとう醤油をからめて海苔をまいたりして、おいしく食べました。参加学生の皆さんへは、子どもの餅つき体験にどのような学習要素があるか考え、自分なりの学習行事プランをたてることを課題としました。