教師を目指す学生を応援します!—英米卒業生教師の会—
英語英米文学科では、教師を目指す在学生と、現在教壇に立ってご活躍の卒業生教員が交流する機会を設けております。「英語英米文学科OB教師の会」。今年も行われました。 1月9日(金)の5講目、釣先生担当の「教職特講」の時間を使い、吉田敦先生(2000年3月卒業)による実践報告が行われました。
吉田先生が毎授業の冒頭で行っている「ペアでのフリートーク」。今回はseasonを題に話をするよう指示がありましたが、ここでは「表現を覚えるだけではだめで、何を話そうか考えることが重要」という意図が説明されました。
続けて、中学校の教科書本文の「行間」を読む試み、感情を込めた音読の実践を示され、最後に、教育実習に行く学生へのエールが送られました。一つだけ紹介すると、「失敗を恐れずどんどんチャレンジしよう!」と話されました。 その後、5人前後でグループを作り、座談会が行われました。ここでは在学生が、もっとフランクに質問や相談ができます。4月から教壇に立つ学生、来年度に教育実習に出る学生。それぞれの立場で卒業生教員からアドバイスをもらっていました。
18時からはレストラン文泉に場所を移して懇親会。今回は在学生も懇親会に参加し、立食パーティー形式でさらに卒業生教員と交流を深めていました。
1月10日(土)は、大学全体で研修会が行われ、全体講演の後、英語科でも分科会が行われました。「参観日の授業の様子」「教員になってからの時間管理」「教師になって良かったと思う瞬間」など質問が飛び交い、活発な議論になりました。
▲昨年度卒業の工藤友香先生。現在中学校で勤務されています。
そしてこの日も懇親会。卒業生教員、在学生、そして本学教職員も参加しました。
教師の道を考えている在学生にとって、この2日間が実りあるものであったことを願います。 最後に、今回のためにお忙しいところをご参加くださった卒業生教員の皆さま方に感謝申し上げます。