カリキュラム
Curriculum
人間科学科ではすべての人が支えあって生きていく「共生社会」を担う人材育成をめざしています。
3つの専攻は各分野の専門性を活かし「共生社会」の実現に貢献する力を育てます。
人と社会の生活問題や人間の心に対する理解、文化と歴史を理解し、
教育を通じて多様性が尊重し、地域文化の継承と地域社会の活性化を進める力を養います。
また教員?学芸員?社会福祉士などの資格にも対応しています。
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1年次「論述?作文」では大学で必要となる文章作成能力を鍛え、「コンピュータ基礎」ではコンピュータの使い方に慣れます。「人間科学基礎論」ではそもそも「人間科学」とは何かということを考えていきます。少人数で行う「基礎ゼミナール」では、ゼミの仲間と議論しながら、調べたり考えたりすることで、大学生としての学び方の基礎を創ります。後期からは2年次以降に所属する専攻を意識し、3つの専攻の入門演習のなかから1つを選択し大学生としての学び方の基礎を創ります。「教養科目」では、興味のあることを自由に学び、視野を広げることができます。
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2年次3つの専攻から1つを選択し、専攻科目群の「ソーシャルワーク演習Ⅰ/Ⅱ」(ソーシャルワーク専攻)、「フィールドワークの方法/実際」(心理?教育専攻)、「地域文化演習A/B」(地域文化専攻)の演習系科目で、仲間と議論しながら調べたり考えたり深めた内容について学びあい、成果を上げていきます。2年生からは、履修できる専門科目がぐっと増えるので、専攻ごとに分かれている専門科目を計画的に学んでいきます。「教養科目」では、1年次に引き続き、興味のあることを自由に学び、視野を広げていきます。
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3年次専攻科目群では、引き続き専攻ごとに分かれている専門科目をじっくり集中的に学んでいきます。また、資格取得のために必要な科目も計画的に学修していきます。専攻ごとの3年次のゼミ「専門ゼミナールA/B」は、より専門的な内容について、少人数でじっくり議論をしながら学びあうことに特徴があります。学修テーマを意識しながら学んでいきます。「教養科目」では、就職などの今後の進路を考えるための科目も用意されています。
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4年次4年生の前期には、「専門ゼミナールC」で大学生活最後のゼミを履修します。1年生から専攻に分かれて演習?ゼミなどで学んできましたが、これまで仲間どうしお互いに成長してきたことを実感できるでしょう。学期の終わりには大学生活の仕上げとしての学修成果を発表し、また卒業報告集に掲載します。 また、自分自身の問題関心をさらに掘り下げてかたちにしたい人は、4年生の後期に卒業研究を選択することができます。自分で選んだテーマに従って、文献を調べたり調査や実験を行ったりしながら、考え、分析し、まとめていきます。