保育所等に預けられず思うように仕事ができない人、認知症でも車を運転し一人で暮らしを望む人、育児と親の介護の狭間で自分の人生を模索する人、生きづらさを抱える人が最期まで生ききれる地域社会とは。またそのなかで福祉専門職(ソーシャルワーカー)に何ができるのか。地域社会は生活上の困難が発生する場であり、解決する場(主体)でもあるといわれています。人間科学科で一緒に地域における福祉を考えませんか。
大阪生まれで愛知には10年ほど、縁あって北海道に来ました。私自身も「地域」に根を張れるようつとめます。
4月に本学に着任された中田雅美先生の自己紹介です。先生は「地域福祉論A?B」「福祉科教育法A?B」などをご担当で、とくに地域社会のなかでの福祉のありかたについてのご研究を積み重ねてこられました。北海道でのさらなるご活躍に期待します。
(人間科学科広報担当)