心理学実験実習の講議紹介:頭の中に葛藤が引き起こされる?
「心理学実験実習」はデータの集め方や分析の仕方を実践的に学ぶ授業です。
2、3年生の研究法?実習科目のひとつになっています。2コマ続きでテーマごとにレポート課題を提出しなければならないのでハードな授業ですが、実際に体を使ったデータ収集やグループでの協力や話し合いをとおして、学生のみなさんはぐんと力をつけていきます。
5月は「認知的葛藤/ストループ効果」という心理学的現象がテーマでした。まず第1実験では有名な実験を自分たちの手で同じようにやってみました。続いて第2実験では、グループで独自に実験の目的?仮説?材料を考えて、オリジナルの実験に挑戦しました。
受講生のみなさんが苦労して作成した図版はこんな感じです。
この図版を使って、お互いに実験者、被験者になってデータをとります。
そして収集したデータはグループごとに分析して結果をまとめ、仮説がどのように検証されたのか、そこから何が言えるのかを考察します。
最後はスライドを使って発表と質疑応答です。
今回の発表は力作がそろっていました。みなさん、おつかれさまでした!
あとはレポート作成ですね。がんばってください!!