2012年8月から9月にかけての本実習を終えて、後期開始とともに実行委員会を組織し、「全領域に共通することと違い—実践を通して考えよう—」をテーマに準備をしてきました。実行委員会では先輩たちの報告会に参加した経験をふまえ、次年度実習生を巻き込んだ参加型の報告会にしたい!という思いをもって、毎週火曜日の授業終了後18時から検討を重ねてきました。
実習報告会は2部構成でした。第1部は主に次年度実習生を対象に「領域別実習施設概要報告」を行いました。児童?高齢?障害?医療の各領域から、その領域の実習についての説明があったうえで、「実習生の心の変化」と題して、ひとりひとりが、昨年度の実習報告会を聞いてから、実習を終えた現在までの変化を話しました。「実習先に電話連絡をするまで実習がイメージできなかったけど、事前連絡や事前実習でスイッチがはいった」という声などを聞いて、次年度実習生も、自分自身のこれからの経験を重ねあわせて聞いていたのではないでしょうか。
第2部は、「利用者主体」と「連携」という2つのテーマにわかれての発表でした。テーマにわかれて新たに編成されたグループでの検討過程は、教員をハラハラさせましたが、本番では、実習生の考える利用者主体や連携のあり方が自分たちの言葉で説明されていました。また、「利用者主体」ではロールプレイあり、「連携」では次年度実習生に意見を求める展開ありで、実行委員会が意識した参加型の報告会となりました。
漫談のような講評でした。
実行委員
実行委員