奥谷ゼミが地球環境問題と環境倫理学をテーマとするゼミ合宿を行いました
奥谷ゼミは地球環境問題と環境倫理学をテーマとし、一年に二度のゼミ合宿を行っています。6月には天売?焼尻島で、今絶滅にひんしているオロロン鳥を初めとする海鳥保護の現状と課題を学習しながら、海岸に漂着するゴミの調査と清掃をします。ポイ捨てされたゴミが今世界中から日本の海岸に大量に流れついていて、その量の多さにびっくりしながら、環境問題の深刻さを実感します。9月は釧路湿原で、日本最大の湿原を観察するとともに、湿原再生の活動を行っているNPO法人に協力して、ドングリの実を植えたり、鹿の食害から苗を守るための囲い作りに汗を流します。ただ理論のうえで知識として環境問題を学ぶだけでなく、そのうえで実際に環境問題を自分たちの肌で体験し、さらに環境保護のためのさまざまな活動に積極的にかかわっている奥谷ゼミは今や人間科学科の人気ゼミのひとつです。写真は天売港付近で海岸清掃しているところです。