名称を変えながらも学部創設以来開講されてきた本科目も今年で30回目となります。これまで道内外のさまざまな地域を対象として、実際に現地に出向いて社会調査を実施してきました。本年度は昨年に引き続いて、室蘭市を対象とした現地調査を11月に実施します。人口減少と高齢化がすすむ室蘭市のA地区では、地域の活性化のためのとりくみが進んでいます。その一方でこの地域に暮らしてきた人々は、こうした町の変化をどのように受けとめているのでしょうか。
30名の受講生は現在、来月の調査に向けた準備作業に追われています。写真は昨年調査時のものです。勾配のけっこう急な坂の上から対象地区を臨んでいるのですが、その先に鉄工所の煙突が見えます。