今年もコロナ禍ではありますが、夏に19名の学生が福祉現場への23日間の実習を行う予定です。昨年度も感染症予防の対策を十分にはかり、実習先のご協力も得て、全員が実習を終えることができました。今年も全員が無事に終了できることを願って、学生とともに日々、準備を重ねています。
5月中旬からは、相談援助の面接技術を意識したロールプレイ(役割をとって演技)にむけて、小グループで実習先での相談場面を想定した事例をつくり、全員がその事例の利用者役と、支援するソーシャルワーカー役を経験するということを行いました。
今年は、5月中旬からオンライン授業となりZoom越しの面接ロールプレイとなりましたが、多少緊張しながら、画面で相手の表情をみながら20分ほどの相談面接を行いました。
終了したとたん、「難しい?!」と思わず声が出る学生もいましたが、多くの学びがあったようです。相づちをうつ?うなずく?繰り返す?相手の情報や思いを引き出す質問をするなどの面接技術は、練習と実践あるのみですので、実習で活かせるようにしてほしいものです。
(横山登志子)