本日は、OBでコンピュータプログラマーをしている相澤玲(あいざわりょう)さんにお話をしてもらいました。
相澤さんは、2018年度に人文学部臨床心理学科を卒業されて、コンピュータプログラマーとしての道を歩みはじめました。臨床心理学科を出てプログラマーになるというのは異色のキャリアに思えるかもしれませんが、お話を聞いていると「なるほど」と思える内的必然性があったことがわかりました。
相澤さんも、入学した当初は「臨床心理士」を目指して勉強し、自主勉強会も立ち上げながら、大学院進学を目指していたそうです。しかし、4年生で卒論に取り組んでいく中で、自分の目指したい道が臨床心理の現場ではないところにあるように感じ、一念発起して長年気になっていたプログラマーの道を独学で勉強したそうです。その後、就職し、転職を経て現在の会社で働いています。
結果的には心理学の道を進みませんでしたが、相澤さんは臨床心理学科という環境をフルに使い切って試行錯誤し、自分の可能性に目覚めていったように感じました。
入学前からの相澤さんを知る筆者には、とても感慨深いものがありました。