臨床心理学科3年次専門科目「応用実習C」の海外実習が9月12日よりタイ、チェンマイにて始まりました。初日は午前中、チェンマイ大学医学部にて、交換講義が実施されました。本学からはアートセラピー(描画による心理的支援)について佐野教授が、チェンマイ大学からは、心理士のアン先生が災害、事件、事故などで心に傷(トラウマ)を受けた患者さんに対して効果があると証明されている心理療法(EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法))について進講しました。
両大学の学生、教職員が熱心に聴講し、意見交換がされました。午後からは、附属のスワンドーク病院の精神科病棟と自閉症など発達障害の児童デイケア棟の見学をしました。日本とは違う、病棟の構造や児童の発達検査を実際に見ることができ、学び多い一日となりました。
チェンマイ大学と本学の学生
講演を行う本学の佐野教員
医学部学科長のベンチャイ先生と佐野教員
今回参加した4名の学生