心理学部臨床心理学科の2年生が受講している「青年心理学」の授業において、「プロ野球選手の成長の道のり」というテーマで講義を受けました。
講師は、道新スポーツの平澤芳明報道部長です。平澤講師は、野球担当記者として長年にわたって日本ハムに張り付いて取材を重ねてきており多くの選手たちがプロの選手として成長していく姿を見守ってこられました。
講義においては、「プロ野球思春期」という講師オリジナルのキーワードを中心に、高校生からドラフトで入団してきた選手たちが、常に上には上がいるという競争激しいプロの世界で、1年目、2年目、3年目、4年目にどういった葛藤や不安を抱えていくのか、どんな思いを持って一流の選手になっていくのか、ということを分かりやすく話してくださいました。
平澤講師の、熱い語り口と興味深い話であっという間に90分が終わりましたが、華々しく活躍する選手の陰でずっとチームを支え続ける選手の話もあり、そういった選手こそ記事にしたいという語りには、講師の温かいお人柄を感じました。
質疑応答では、新聞記者の仕事に関してのものが多く、学生の関心の高さが伺え、野球のことを全く知らないという学生でも、お話を聞けてとても勉強になったという感想が多くありました。
平澤講師には、ご多忙の中、大変有意義なお話を学生たちにしていただき、ありがとうございました。
授業の様子
平澤氏