2015年7月26日(日)と9月27日(日),「盛夏のオープンキャンパス」と「中秋のオープンキャンパス」を開催し,CUPコース?4プログラムの説明をしました.
※ 記事の最後に学生のコース体験談あり
(1) CUPコースの教育課程
職業を意識し就職にも強い学生育成目指し,経済学?法律学?政治学に,社会学と情報学の専門分野も取り込んだ横断的?学際的な教育課程であり,法学科と経済学科と社会情報学科の連携?協力にして学生を育成する課程とCUPコースを経済学部ならびに法学部のカリキュラム体系に位置づけて概要を説明し,各プログラムの説明に進みました.
(2)各プログラムの特徴
(a) 金融(FP)プログラム
金融業界に進む学生を育成するプログラムで,その業界に必須なFP(ファイナンシャル?プラニング技能検定)資格(1級?CFP,2級?AFP,3級)について,また本プログラムでは2級?AFP資格取得を目標にし,資金計画,金融資産,保険,税金,不動産,相続の6分野の専門知識をおさめることを説明しました.この資格取得者は,銀行等,保険会社,証券会社等の就職にFP資格を活用できることを説明しました.
(b) 公共政策(公務員養成)プログラム
法律学?政治学?経済学?社会学などを学際的に学び,北海道や他の都府県,道内外の市町村などの自治体の公務員養成に取り組むプログラムで,地域を「知る」科目『地域社会論』,『公共政策論』,『北海道経済論』などを履修し,地域を「体験」することを目指し,法学部?経済学部で地域を「体験」する社会調査や産業調査に関する科目を履修します.同時に,「公務員試験対策特別演習」科目を修め,公務員採用試験に強い予備校の講師に講義(2年次,3年次に)をして頂き,公務員の採用試験合格を新しい取り組みでサポートしていることを説明しました.
最後に,「北海道?北東北の大学(法律系の学部?学科)の公務員就職率のランキング(2014年3月卒業生)」によって,在线麻将平台_打麻将平台-app下載?法学部が公務員就職率では30%超であることを示しました.
(c) 社会調査プログラム
社会調査の基礎能力を有する専門家(社会調査士)を育成するプログラムで,調査企画から報告書作成までの社会調査の全過程を学習し,基本的な調査方法や分析手法の妥当性等を修め,「社会調査士(見込み)」が発行され,社会調査士科目は次の7科目であることを説明しました.
科目名
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開講年次
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社会調査入門 |
1年次後期
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社会調査方法論 |
2年次前期
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データ解析基礎? |
2年次前期
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データ解析基礎? |
2年次後期
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データ解析 |
3年次前期
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社会調査基礎演習 |
2年次後期
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社会調査演習 |
3年次通年
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次に,高校生にはほとんど知られていないであろう「社会調査」とは何かを説明し,社会調査の2つ方法としの,量的調査方法(統計的方法)と質的調査方法(事例研究法)について説明しました.
(d) 情報(IT)プログラム
経済学部?法学部のでは情報処理技術の基本から応用までを修得できる科目を提供し,ITパスポートやウェブデザイン技能検定3級などの資格取得を目指す情報(IT)プログラムについて説明しました.
このプログラムは,導入科目(「社会と情報」「情報システムの基礎」),ITパスポート資格取得のためのコア科目(「IT演習」),マルチメディア情報処理とその活用科目(「マルチメディア処理論」「ウェブデザイン論」),ネットワークの仕組みやコンピュータの構造を知る科目(「情報セキュリティ論」 「情報通信ネットワーク論」「コンピュータアーキテクチャ」,「プログラミング」「データベース基礎」「データ構造とアルゴリズム論」「ソフトウェア制作論」など)から構成され、目的別?包括的に情報処理技能を学修することを説明しました.
また,情報あるいはITに関心?興味のある参加者に,社会情報学科の森田 彦教授による「速習プログラム体験」プログラムをコラボレーションセンタースペース1(C館2階13時30分から)で開催し,特に未経験者を想定して用意したミニ?プログラミング演習を通じて,プログラムを作ることの楽しさを味わってもらいました.
2. 真鍋君と曽根君によるプログラム体験談報告
(1)真鍋君による金融(FP)プログラム体験談
FPの職業としての意義や何を学んだかを概説し,学んで良かった点と大変であった点について説明ました.
(a) 学んで良かった点
?医療保険?年金保険?介護保険?雇用保険?労災保険などの社会保険について学べた点です.
?金融商品について学べた点です.
どうして学んで良かったかというと,色々な保険のメリットとデメリットをあらかじめ知っておくことで保険に加入する際に自分にあった保険を選ぶことが可能になると思ったからです.FPは幅広い範囲を勉強するので,その知識を自分の生活に役立てたり,キャリアに役立てたりすることが可能になるので学んで良かったです.
(b) 大変だった点
?勉強する範囲があまりにも広いので,覚えるべきポイントをおさえて勉強していくことが必要になる点です.
?馴染みのない言葉がたくさん出てくるので,一つずつ確実に覚えていかないとどれがどれだかわからなくなる点です.
(2) 曽根君による情報(IT)プログラム体験談
法学部に所属しながら情報系のカリキュラムを履修できるCUPコースに進み,このプログラムを選んだ理由?目的と何を学んでいるかを説明しました.
(a)情報(IT)プログラムを選んだ理由
このプログラムを選んだ理由の1つは,自身が法律と情報の両方に興味があったことであり,また将来の就職を考えて,ITパスポートやWEBデザイナーなどの資格の取得を目指したいと思ったからです.
(b) 学んでいること
現在,このプログラムでは,情報系の基本やプログラム言語を学んでいます.同時に資格の取得を目指して鍛錬をしております.
(c)選んで良かった点
法学部だけでは学べなかった事が学べ,法と情報を学ぶことで知識の理解が進み,さらに将来の就職先の選択肢が増えました.