経済学部では、専門性とキャリア形成を明確にするため、「国際経済」「地域経済」「キャリアアッププログラム(公共政策?金融?情報?社会調査)」の4つのコースを設けています。
国際的な視野を養う「国際経済」コースの専門科目「海外フィールドワークC」では、9月10日から14日まで経済学部の学生4名と法学部の学生1名が北京を訪れ、実習を行いました。
今回の実習の目的は、
①中国の経済発展の状況を見ること
②中国の歴史、文化に触れること
③それ以外の中国の社会の状況を見ること
④協定校である北京農学院との交流
です。
中国の経済発展を実感
北京市は、四国より少し小さい面積の中に2千数百万人の人口を持つ都市で、中心部の高層ビルディングが立ち並ぶ景観に圧倒されました。地下鉄に乗れば9時過ぎであるのに、地下鉄の車両内では人が多く、経済活動が活発な状況が見て取れました。
北京農学院を訪問し、中国語でプレゼン
協定校である北京農学院を12日に訪問し、交流を行いました。学生が本学の紹介を、パワーポイントを用いて中国語で行いました。大学の経営管理学部から熱烈な歓迎を受けました。万里の長城には北京農学院の学生が案内をしてくれました。北京農学院の卒業生で本学の英文科に半年間の短期留学をしていた張さんが12日の故宮博物館などの案内をしてくれました。おかげで中国のいろいろなことを知ることができました。
歴史と文化に触れる
12日、13日は故宮博物館や万里の長城などを訪れ、中国の歴史、文化に触れることができました。観光地はどこも観光客でいっぱいでした。
博物館やレンタル自転車など携帯でいろいろな支払いができるようになっている中国の電子決済の様子を見ることができました。また気軽に利用できるレンタル自転車(実際に学生たちも乗って北京市内を移動しました。)やウーバーのような普通の自家用車がタクシーになっている仕組みなどを見ることができました。
その一方で地下鉄に乗るときや故宮博物館に入るときに空港で行うような手荷物検査があるのに驚きました。故宮博物館ではパスポートまでチェックされました。
北京の大企業を見学
13日には、北京で60数店舗のレストランを持ち、不動産や畜産業も経営する西部馬華飯店の本店に伺い、レストランを見学するとともに企業の説明を受けました。担当者と学生との質疑応答もありました。企業の方も歓迎してくれました。このほかに北京に進出しているイオンの見学も行いました。
4泊5日という短い期間でしたが、いろいろなことを見て知ることができ、充実した実習でした。