本年度第1回目のオープンキャンパスが6月21日(土)に開催されました.
全体説明会の後,11時40分から約1時間にわたって経済学部の学科説明会が行われました.そして 久保田 義弘 経済学部長が経済学科の説明とミニ講義を行いました.
その内容は以下の通りです.
1.経済学科の説明
新しい教育課程の特徴を次の5つの観点から説明しました.
(1)基礎力(社会人基礎力)とキャリア教育,
(2)経済学的思考力の養成,
(3)専門教育を3つのコースで行う:
国際経済コース,
地域経済コース,
CUP(キャリア?アップ?プログラム)コース,
(4)4年間一貫したゼミナール教育,
(5)実践教育と異文化理解
3つのコースのうち,前者の2コースは経済学部の伝統的な教育内容を継承し,また,CUPコースは,4つのプログラムで構成され,公務員養成(警察官,消防士,地方公務員など),金融関連の職業(銀行員や証券マンや保険外務員など),ITパスポート,社会調査士などを目指すプログラムをする.
2.ミニ講義
ミニ講義では,「日本の最近の経済事情」をアベノミクス(異次元の金融緩和政策,機動的な財政政策)ならびに成長戦略ならびにTPPの観点から絵解きしました.とくに,多額の財政赤字を抱えた日本の現状の説明,さらに,最近のウクライナやイラクの問題,竹島,尖閣諸島,東シナ海などの衝突の裏には,経済問題があることを強調していました.
引き続いて12時半から本学のG館8階で個別説明会が行われ,教員2名が対応しました.経済学科のより詳しい内容,AO入試などについて高校生や保護者からの質問がありました.