今年度の産業調査演習では「食と農をつないだ地域経済の再構築」というテーマで,北海道十勝地域の音更町を調査しました.
経済学部の開講科目である「産業調査演習」(担当:佐々木 達 教員)は,1996年度より経済学部の実習科目として開設しています.本科目のねらいは,特定地域の産業を調査し,地域経済が直面する課題を発見し,解決への方向性を見出すことにあります.調査結果を報告書にまとめることが最終目標ですが,現場主義に徹底し,地域で働くとはどういうことなのか,地域の経済の基盤とは何かを,学生たち自身に五感を通じて体験してもらうという意図も込められています.