留学生が経済学部で勉強中
2012年4月から韓国からの留学生,金仲成君が本学経済学部で学んでいます.一般学生に混じっていくつかの講義を履修しています.
金君は大場ゼミで専門ゼミ?(大場ゼミ:学部3年生ゼミ)を履修しています.「働くことについて考える」をテーマに,小池和男『仕事の経済学(第3版)』を皆で読み,担当者が内容の要約を発表しました.この本は一般の学生にも難解で,韓国の大学で日本語を専攻している金君も相当困ったはずですが,しっかりと日本語でレジュメを作成し,発表もこなしていました.大場ゼミでは,その日の発表内容についてどのように考えたか,全員に発言が求められます.ゼミの中で金君が指摘する論点は鋭く,ゼミの議論に大いに貢献しています.
また本学で初めて吹奏楽(クラリネット)にも挑戦しており,彼の意欲的な姿勢は他の学生に良い刺激となっているようです.
(写真は,金君と挑戦中のクラリネット,ゼミ担当教員,ゼミの仲間が写ったものです.)