片山 一義経済学部長
今回の『就職状況レポートその3』では、就職者数や比率といった「就職の量」的側面ではなく、「就職の質」に係わる状況を紹介しましょう。
まずは、株式を上場している企業(いわゆる大企業)への就職という質的側面です。
2019年度経済学部就職者のうち、上場企業への就職者は、建設業関係2社、製造業1社、情報通信業2社、運輸業1社、小売業1社、不動産取引?賃貸?管理業1社、その他サービス業1社の計11名でした。就職者総数は78名ですから、上場企業への就職者比率は14.1%(約7人に1人)となりました。
この9社の中には、
?タカキュー(2名、東京、小売業)
?日本通運(1名、東京、運輸業)
?タカラスタンダード(1名、大阪、製造業)
?キューブシステム(1名、東京、情報通信業)
があり、これら首都圏を本社にもつ東証第1部の企業には、これまで本学部では就職経験がなく、2019年度初めて実績をつくりました。