少し前の話題になりますが、英語英米文学科4年生の宇治百華さんと久米樹さんが「日本語教育文化交流プログラム」のために韓国と中国から来学した学生のサポーター役として活躍しました。
お二人からその時の様子や、この経験を通して考えたことなどをうかがいました。
韓国留学で得た経験を活かしてさらに交流をしたい~宇治百華さん
今回、このプログラムに参加しようと思ったきっかけは、私が韓国留学をしていた際には韓国語を使う機会がたくさんあったのですが、帰国してからあまりそのような機会がなかったため、このプログラムに韓国の方々も参加すると聞いて、自分もぜひその仲間に加わりたいと思い、応募しました。
そこでの体験学習を通して、協定校の学生と語学力を活かして交流することができ、「 バディ(※)が百華でよかった」と言ってもらえてよかったですし、協定校の学生とも仲良くなることができて、とても良い経験ができました。
※「バディ」留学生がスムーズに日本の生活になじみ、有意義な留学生活を送ることができるよう、サポーターとして「良き友人」になる在学生のことを言います。
異文化理解を深め、コミュニケーションスキルを向上させる~久米樹さん
このプログラムで、異文化理解とコミュニケーションスキルの向上につながる貴重な経験ができたと実感しました。
協定校の学生さんとそれぞれ自国の文化や言語について理解を深めました。自分の知識が広がり、新たな視点を得ることができましたし、言語の壁を越えて積極的に交流ができたのは、大きな成果だったと感じています。
また、一緒に北海道の観光地へ行ったり、日本の伝統文化を体験したりしたことで、友情を深めることもできました。
このプログラムは貴重な経験ができ、とても充実した時間でした。
日本では夜でも比較的安全といわれる繁華街を歩きました
教室を飛び出して体験型の学習に発展
英語英米文学科では、単に英語を習得し、英語圏文化の理解をするための教育を教室で行うだけでなく、宇治さんや久米さんのように実際に機会をとらえて英語や共通の言語を使い、豊かな人間関係を構築し、文化の理解やその人なりを理解するという体験型の学習に発展させていくことを応援しています。
ひとつひとつの小さな積み重ねが、英語英米文学科の学生の大きな財産となることを願っています。
- 発行日: 2024.04.19
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