千歳市でサケ?マスの生態に触れる
産業調査演習は、1年間かけて北海道の産業について調査する科目です。
ここ数年、「サケ?マス産業」に関する調査を行い、各地域にて現地調査を行っています。
前期は、千歳市での関連施設を見学しサケ?マスの生態や生産の歴史に触れ、後期に生産の現場をみるべく道東の知床斜里?標津町に行きます。
コロナ禍で予定された訪問ができないことが2年続きましたが、今年度は前期に予定通り「千歳さけますの森さけます情報館」と「千歳水族館」を訪問することができました。
受講している3年生13名は、2年間遠隔授業がメインだったので、初めての学外調査になります。
サケの一生に思いを巡らせる
「さけます情報館」では、研究員の方々からサケの生態に関する詳しい説明がありました。施設で増殖している稚魚に餌をやったり、全員で放流させていただいたりしました。「サケの成長過程がわかるね」「放流した稚魚はどうなるのかな」「プライベートでまた来たい!」と、学生は興奮気味です(久しぶりなので教員も?!)。
「水族館」とは何か
「千歳水族館」では、館内の自由見学のあと、菊池館長様から、千歳水族館の成り立ち、果たす役割、目指す水族館像を資料を示しながら丁寧な解説をいただきました。最後には、キャリア選択に関する力強いお言葉もいただき、学生たちは大いに刺激を受けたようです。水族館の展示も魅力的で「魚が触れる!」「アイヌ文化との関連資料が興味深くて、調べたくなった」という感想がありました。
産業調査演習では、社会情勢をみながら、道東への本調査に向けてサケ?マスへの理解を深めていきます。
- 発行日: 2022.08.02
- 経済経営学部経済学科