経済学科
Department of Economics
【経済学科】エネルギー利用の特徴は-釧路町で調査を行いました
王ゼミ?森ゼミで合同調査を実施
王ゼミでは、「実証環境経済学」をテーマに、経済学の視点から環境問題をどのように解決するかについて研究しています。
寒冷地である北海道で、省エネ化が実現されるために有効な対策を考えるため、北海道の市町村において、エネルギー利用の特徴を調べます。今年は、10月27日から1泊2日の行程を組み、釧路町にて地域経済を専門とする森ゼミと合同調査を行いました。
釧路町での取り組み
10月27日(水)、新札幌キャンパスをバスにて出発!釧路町までは、長い道のりです。道の駅などでの休憩も楽しみながら、気付けば目的地に到着。早速釧路町役場を訪問しました。
役場のご担当者からは、釧路町の人口構成、産業構造など釧路町の特徴を解説いただき、今回の調査のテーマでもある地球温暖化を緩和するため釧路町が努力してきたこと、これから取り組もうと計画していることなどを詳しく伺いました。
釧路町では、脱炭素社会の実現を目指し、太陽光発電を取り入れています。
再生可能エネルギーの取り組みに触れ、脱炭素社会が実現されていくことの可能性を実感しました。
世界三大夕日に感動!
釧路町役場のご担当者のご厚意で、『世界三大夕日』として知られる釧路の夕日スポット細岡展望台に案内いただきました。
息を吞むほどの美しい夕日に、旅の疲れも癒されました。
釧路の自然に触れる
2日目は、釧路町内を観光です。
釧路湿原センター、釧路湿原野生生物保護センターを訪問しました。
釧路町を初めて訪れる学生が多く、北海道の雄大な自然に感銘を受けたり、シマフクロウやオジロワシ、オオワシなどの絶滅の恐れのある野生生物の生態について学んだりと、充実の1日になりました。
学生からは、
「コロナ禍で入学したため、授業のほとんどが遠隔だった。ゼミの仲間初めて遠出したので、とにかく楽しかった!」
「釧路町の脱炭素社会の取り組みに触れて、環境経済学に興味がわいた」
「普段訪ねることのない役場で貴重なお話が聞けた。担当者の方が親切でありがたかった」
「森ゼミの学生とも仲良くなれて、嬉しい」
など、好評の声が寄せられました。
後期は、この調査を活かして、さらに研究を進めて行きます。
- 発行日: 2021.11.16
- 経済経営学部経済学科