はい。情報(IT)プログラムでAIを学ぶことができます
経済学科には、就業力アップを目指すため、CUP(キャリア?アップ?プログラム)コースの中に公共政策(公務員養成)プログラム、金融(FP)プログラム、情報(IT)の3プログラムを設置しています。
情報(IT)プログラムでは、「AI」についても学ぶことができます。
経済と言えば、お金の流れや仕組み、経済活動などについて学ぶ学科というイメージがありますよね。
経済学科ではAI、ITをどのように学ぶのか、そのメリットなどについてITの専門家 森田 彦先生に聞いてみました。
経済学とAIの関連性は?
AIとはご存知のとおり、人工知能のことです。社会のあらゆる場面で活用され、その応用範囲はますます広がっています。
経済学科では、AIのプログラムを開発するエンジニアを養成する、ということではなく、自身が学んだ経済学の専門性とAIの可能性を結び付けて考えることができる人材を育成したいと考えています。
労働市場と雇用は経済学の重要なテーマですが、AIによる自動化により、
働き方が大きく変わりつつあります。それによって生ずる影響を理解し対処するためには、やはり
「経済学+AI」を学習することが重要となります。
経済学科でAIを学ぶメリットは?
多くの企業が「現場の知見とAIの基礎知識を持ち、AI導入を推進できる従業員」を求めています。CUPコースのITプログラムで学ぶことで、経済の専門知識に加え、AIの仕組みがイメージでき、活用につなげられるようになります。そのような人材は、今後ますます高く評価されると思いますね。
AIに関する幅広い知識を評価-「G検定」
森田ゼミでは、3年次でAIアプリを製作します。
それに備えて2年次に、AI発展の歴史やその仕組みの概要、社会での活用や社会へ与える影響、活用に際しての心構えなどの基礎知識を学習したうえで、これらAIに関する知識を問う「
G検定」にチャレンジしてもらっています。
これは、AIが活用される社会で活躍するための”一歩進んだ教養”ともいえる検定です。
研究開発?システム企画に携わる社会人の受検がメインの検定で、合格者のうち大学生は数%未満と希少ですが、森田ゼミからは昨年4名の合格者を輩出しています。
G検定は必ずしも技術者養成の資格ではなく、幅広い分野でAIの知識を発揮できる人材育成を目指しているので、就職も特定の職種に限定されることなく、
AIの知識を発揮できる人材として評価されます。
- 発行日: 2023.05.30
- 経済経営学部 経済学科