社会福祉士には、困難にある人を支えるための多くの専門的な知識と技術が求められます。それらを〈講義〉〈演習〉〈実習〉の形で、4年間を通じて体系的かつ段階的に修得していきます。本学の社会福祉士養成課程が一貫して大切にしていることは、人の生活を支え人生の再建に関わるために不可欠な、社会に対する関心と人間に対する共感です。本学では、〈講義〉〈演習〉〈実習〉でその視点と感性を養いながら、専門的知識と技術を習得していきます。
講義で学び身につけた知識を、実践的な力に高めていくのが演習です。少人数のグループに分かれ、事例を読んで支援の方法や解決策を自分たちで考えます。みんなで話し合ったり、プレゼンテーションをしたりする機会も多いので、人と協力し合う力やわかりやすく伝える技術も自然と身についていきます。また、フィールドワークで実際に地域に出て、イメージを具体化したり当事者の立場に立って物事を考える機会もあります。