「平成の時代と家族法 - 家族はどう変わったか -」
2019年7月4日1講時に丸山茂弁護士(神奈川大学名誉教授)の「平成時代と家族法-家族はどう変わったか-」の講演がありました。100名以上の学生が出席し熱心に丸山先生のお話に聞き入っていました。丸山先生のご講演は、子どもの数が減り、ジニ係数が高まり、高齢化が加速するなど変化のあった平成の時代に、家族の様相も変わったことのお話でした。男と女と血の繋がる子どもから成る婚姻家族が戦後に理想型とされていたものの、いまは離婚?再婚などにより、血縁のない家族が増え、家族である?ともに生きるという感情による結びつきが、家族を特徴づけているとのこと。その意味で「感情の時代」になっている、というたいへん興味深い内容でした。(会場:B301教室)