人文学部英語英米文学科3年生の伊藤未知さんが出版した写真集が、優れた個人出版作品を表彰するイベントで見事、最優秀グランプリに輝きました。
2021年に全線の8割が廃線となった日高本線への想いを綴った写真集『ぼくは日高本線が大好きだった 地元の小学生が記録していた“ありし日”の全29駅』には、浦河町出身の伊藤さんが小学生の頃に撮り溜めた1,000枚を超える写真の中から当時の駅舎や線路、車両などの風景が、伊藤さんのコメントとともに収められています。
選考委員会の審査員からは「著者の宝物を見せてもらっているかのようななんとも言えない幸福感。この作品があればあの頃の日高本線は、ずっと残り続ける」など高い評価を得ました。